
チラチラと舞い落ちる花びら。 花見の季節だ。 カンボジはブルネに伝えると、ブルネは花見の話を始めた。それはカンボジの聞いたことのない内容だった。

「ぐうう」

ぽと

「あ」

花びら

「ねえ、花」

「花。花見か」

「冬の間、山にいた神は暖かくなると里におりてくる」

「そして桜にこもり花を咲かせる」

「花は長く咲くとその一年の実りはよい」

「花見で人は飲んだり食ったりする」

「そう、神にお供えをして、自分たちも同じものを食べる」

「それが花見」

「花見か」

「これは花びら」

「おーい」

「花を追ってどこまでいくんだ」

「花びら」

花びらで泣いてしまう

涙を見せないようにはや歩き
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