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ふまれ犬

 

 

ふまれ犬の背中はいつも足あとをさそう

 

しかしけっしてその誘いにのってはならない

 

ふまれ犬はやさしい顔だがどうもうなのだ

 

でも、その誘いを拒絶できる者はいない

 

ふむと食べられてしまう

 

ふまれ犬はきつねのようになく

 

ふまれ犬は多くの足にふまれてきた

 

ふまれ犬をふんだ瞬間はゆるい電磁を感じる

 

快楽の中で気をうしない

 

食べられる

 

ふまれ犬に飼い主はいない

 

毎朝、郵便局に行き

 

夜になるとでてくる

 

なぜ郵便局に行くのか

 

誰にもわからない

 

家に帰ると寝る

 

ふまれ犬は寝る時には帽子をかぶる

 

 

帽子をぬぎ外をじっとみる

 

みるのに飽きたらまた寝るのだ


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